― おふたりは、料亭でのウェディングでした。初めからこだわりがあったのですか?
新郎・考介さん(以下、考)
「もともと、ふたりとも“和”が好きなんです。当初はこういった料亭(行形亭)で披露宴ができることを知らなかったんですが、雑誌等で研究するうちに『(披露宴も)できるみたいだよ。見に行ってみよう』ということになって。
友人や身内の結婚式・披露宴にも何回か出席していましたが、料亭でのケースはなかったので、“ネタとしても最高のシュチュエーションだ”と思った、というのもあります」
― ネタ、ですか…(笑)。で、実際に会場を下見に行ったというわけですね。
新婦・麻奈美さん(以下、麻)
「はい。自分たちで連絡を取って、自分たちで乗り込んでいきました(笑)。“料亭”というと敷居が高い感じがしますので、すごくドキドキしました。」
考 「でも行形亭さんを見せてもらったら、ハード面での不安が一気に解消されたんです。当日を迎えた自分たちを想像した時にとてもしっくりきたのも決め手になり、会場を決定しました。ここだ!と。」
― そして、準備へと進んでいくわけですね。
考 「…そのハズ、でした。初めは、全て自分たちで準備していこうと思っていたんです。
でも、いざその段階に入ったら、全てを自分たちで行うのはとても大変で、「無理だ」ということがわかったんです。これは専門家の力を借りなければいけない、と。
さっきも言った初期の研究(笑)の段階で、お手伝いしてくれる専門のお店があることはわかっていたので、ぐれいす(GRACE)さんに相談に行きました。まずは話だけでも聞いてみよう、と」。
― 準備に関しての焦りはありませんでしたか?
麻 「かなり(笑)。私たちは5月の式でしたが、年も押しせまってくるのにまだ何も決まっていない…と。
でも、ぐれいす(GRACE)のスタッフの方が丁寧に対応してくれて、不安に思っていた点は全てクリアになりました」
― 同業の他社もあると聞きますが、なぜぐれいす(GRACE)に依頼することにしたのでしょう。
考 「ぐれいす(GRACE)さんから話を聞かせてもらって、その後は二人とも他社に行く気にはなりませんでした。
うーん、“他社に行く必要がなくなった”と言った方が正しいのかな。
何より対応が丁寧で、売り込まれることもなく、親切にいろいろ教えてくれたからです。
『お願いするならぐれいす(GRACE)さんに決まり。お願いしないならどこにもお願いしない』と、
私たちの意見は一致していました」
― ようやく準備が本格スタートするわけですね。
考 「はい、ようやく(笑)。ぐれいす(GRACE)さんの方で、“私たちの方で準備するもの”と“依頼するもの”とに明確に分類してくれたので、その後はスムースでした。
打ち合わせに出掛けて行くのも楽しかったですね、私たちはお店からは車で1時間以上かかる所に住んでいたのですが、全く苦になりませんでした。」
麻 「ただ、両親は心配だったようで、『あれは準備できたのか』『○○はどうなってるの』なんて、いろいろ聞いてきました。思えば、両家にとって結婚式・披露宴というイベント自体が初めてだったんですね。心配されて当然でした(笑)」
― ウェディング当日を振り返っていかがですか。
麻 「ホントに楽しい一日でした、この一言に尽きます!準備をきちんとしておくと、当日も楽しめるものですね。和風にこだわっていたので、ウェディングドレスを着るか着ないかでも直前まで悩み抜きましたが、結果的には着て良かったです。」
― 準備から当日までの全体を通して自己採点すると、何点でしょう。
麻 「私は100点です!いろいろ好きにさせてもらったので、満足しています。」
考 「俺は…50点かな。初めは『全て自分たちでやる!』と鼻息が荒かったんですが、ぐれいす(GRACE)さんにお願いしたずっと後でしたけど、実は息切れしてしまって。仕事が忙しくなったせいもあるんですけどね。反省の意味も込め、減点対象です(笑)」
― 担当したプランナーに関してはいかがでしょう。
考 「100点、…と言いたいところですが、それだと何だか薄っぺらい気がしますので、…“満点!”です。
準備段階から細かくサポートしてもらい知識は豊富だし、それでいて人柄も良くって明るく丁寧。ホントに満足してます。」
麻 「実は、両方の両親が一同に会している時、聞きたい事があってぐれいす(GRACE)さんの担当プランナーに電話したんですよ。固定電話をスピーカーモードにして、私たちとのやり取りを両親も食い入るように聞いていました。安心したようでしたよ」
― それはスゴい状況ですね(笑)。では、これから結婚準備を迎えるカップルにアドバイスをお願いいたします。
考 「私たちおススメの3ステップです。
まず、書店で専門情報誌を買いましょう!(笑) (←注;新郎・考介さんの実家は書店経営)
まぁ本じゃなくても、とにかく情報を仕入れることは大事ですね。
次に、気になるところには電話をかけてみる。皆さん優しく対応してくれますよ。
で、直接行って、そこの方からお話を聞いてみる。
…これが基本の3つのステップですね(笑)。
これからウェディングの準備をするカップルって、私たちがそうであったように、“準備の流れ”と“どのくらいお金がかかるか”がわからない。私たちはそこをクリアするためにぐれいす(GRACE)さんをフル活用しましたけど、自分たちだけで全てやろうとするのは限界があります。
自分たちで会場に連絡をとって見せてもらいに行くだけでも度胸がいりましたしね。
潔(いさぎよ)くプロの力を借りるべき!こう伝えたいですね。」
― 実感こもってます(笑)。本日はありがとうございました。